ワンマンの話

いかがお過ごしでしょうか、私はある程度元気でやっています。

みなさんも元気もりもりもり〜〜！！！！！って程ではなくても程々に元気であって欲しい。

東京ワンマンまであと5日、1週間もない。

追加分もソールドアウトありがとう。たくさん良い日にしようね。

7月くらいに告知をしてそれからあっという間だったね、過ぎてみると時間の速さに驚くばかり。

本当に、驚くばかり。俺ら13年もバンドをやってた。

赤ん坊が爆誕して中学生になるくらいの年月、バンドとして手がかからないようになれただろうか。

実際に5、6歳だったいつも来てくれてる女の子もがもう成人しそうだし、高校生だったあの子たちもすっかり社会人。元気か？楽しくやれているならそれがいい。

もちろん会った頃から所謂大人であった人たちも色々悩んだりを繰り返して転職しました！とか、結婚しました！とか、状況は変わるね。

幸せですか？なんて活休して少しか悲しい思いをさせてしまう俺から聞くのもなんなんだけど、幸せであって欲しいなと思います。

だって俺自分のやる音楽でハッピーになって欲しかったもん。よく言っていたのは前向きでも後ろ向きでもいいから感情が動いてくれるといいな。原動力になりたかった。背中を押したかったんだよね。

ライブに来なくなった人はたくさんいる。

嫌味とかじゃなくて本当に幸せになっていて欲しい。それなら本望なのかも。

「誰もがみんな幸せなら歌なんて生まれないさ」

THE BACK HORNのキズナソングという曲の冒頭。このフレーズが大好きなんだけど、日本人は特にそうだと思う。

外国って割とハッピー！ケツ振って踊っちゃおうぜ〜！みたいな曲も多かったりする（ちょっと偏見入ってるかも）

満たされないなにかを音楽に求めてしまったりするよね。俺はそう。

だから聴いてくれる人の抱え込んだなんかしらをぶっ飛ばしてやりたくて音楽やってた。

それのとりあえずの集大成が9/27東京下北、10/19札幌のワンマンライブ。

みんな来て欲しいな、札幌まだチケットありますわよ。みんな来て欲しいな（圧）

みんな来て欲しいよ（大圧）

たくさんスタジオ入ってちょっと喧嘩っぽくなったりしながらもいいセトリができたんだ。

ぶっ飛ばし過ぎて俺喉飛ばすのでは？？のレベル、精一杯歌う。

良いギターだな、

良いべースだな、

良いドラムだな、

良い曲だな、なんて思いながらスタジオの日々

活休するのが惜しくなっちゃう。

けれどみんなでたくさん考えた決断を簡単に覆すのは好きじゃない。だから一旦お休み。

またやるのか、やらないのか、まだわからないけれど

やれたらいいな、とは思っている。

どうせまたやるんだからその時見に行こ〜なんて考えないでくださいね、わかんねーんだよマジで。約束だけはしません。

俺他にも楽しくしたいことはたくさんあるし、お披露目できたらそれもよろしく。

だからどうか目に焼き付けてください。

時間も労力もかけて来てくれてたみんなだ、心配なんかしてはいないけれど。

あなたが好きでいてくれたバンドが間違いじゃなかったって証明しに行きます。

俺は感情が服を着てコサックダンスを踊っているような人間なのですぐ泣くと思う。涙RTA。

勝負しよ、先に泣いたら負けな。

負ける自信があるぜおいら。

じゃあもう一個勝負しよう、楽しんだ方の勝ちな。

これはうーん、どっちが勝つかまだわからないな。引き分けに持ち込んでみんなで笑おう。

泣きながら踊るバンドThe Floorです。

活休前ラストワンマン『ターミナル』ここが終着点。出発点でもあったし、そうなることを夢に見る。

僕らにしか歌えない歌を遠く届くように。

どうか最後までよろしくお願いします。